話は9月のこと。
今年も動きまくれた楽しい夏が去っていこうとしています。
ブログの更新頻度はゆる~くです💦
さて、コロナがまたぶり返してきた夏とはいえ遠征しないのはもったいない!
ということで、8月に東北へゲンゴロウ狙いで遠征してきました!
今回は新潟~福島
3日間の採集でした。
仲良くしていただいている2家族(ここでは以下Mさん)とレッツ水生生物ガサガサ!
高速使って8時間強かけてようやく新潟到着💧
もう少し近いところでゲンゴロウ産地を見つけることがここ数年の目標です😂
到着して早々、Mさんのお子さん(Y君)がミズスマシを見た!との報告
夜のライト観察に向かうと・・・
オオミズスマシ!!
関東より北はオオミズスマシの方がミズスマシより良く確認できる気がします。
4年ぶりくらいに見ましたね!
上翅の側部が黄色く縁どられることで他のミズスマシとは簡単に区別できます。
出だしからポテンシャルの高さを見せつけられてテンション上がりましたね!
1日目
1か所目
快晴の朝
これは過酷な採集になるな~
と思いながらMさんたちと決めたポイントを周っていく。
1か所目は地元の方が案内してくれた池。
到着してみると・・・
めっちゃいい池!
驚いたのはアクセスがとても簡単な場所にも関わらずアメリカザリガニもウシガエルといった外来種がいない事!
近畿圏ではそうそうないですね。
それにこたえるようにクロゲンゴロウやオオタニシ、オオミズムシそしてチスイビル😨など止水域の絶滅危惧種たちが出迎えてくれました!
1か所目からこれってたまらないですね!
2か所目
地元の方が所有している田んぼ近くの池へ。
メダカ(おそらくキタノメダカ)が泳ぐ小規模の池。
水も澄んでいていい環境です!
するとMさんがサンショウオ??との声
どれどれ・・・
ん?
・・・・
間違いなくサンショウウオ!
トウホクサンショウウオでしょうか?
近畿圏で止水性サンショウウオなんてそうそう見かけないのでテンション上がりました!
さすが新潟といった感じですね!
3か所目
その後も数か所案内していただきましたが、メンツはさほど変わらず。
そして、下調べで目星をつけていたポイントへ。
棚田最上部の溜め池。
外来種がいなければチャンスはあるかな?
到着してみると・・・
これです。
こんなの鼻血案件ですよ(笑)
こんな池がそこかしこにあるのでたまらないです👍
さっそくオオミズスマシがお出迎え!
きたきた!!
居そうな臭いがプンプンする
さあMさんとY君と網を入れまくる!
「出でよゲンゴロウ!」
・・・
キベリクロヒメゲンゴロウ「はーい」
ツブゲンゴロウ「はーい」
チスイビル「はいはーい」😭
ゲンゴロウ「」
おいーーーー
なぜ!
そう簡単には姿を見せてくれません。
池の採集は難しい😂
ここでも厳しいのか~
と思っていると、
Mさん「ゲンゴロウの幼虫採れた!」
クロゲンゴロウかな~
と思いながら確認すると
・・・
・・・・
・・・・・
ゲンゴロウの幼虫!!!
でかい!!
7㎝は超えていましたね。
この大きさとこの頭は間違いなくゲンゴロウ!
おるんや!
ここで3人のテンション回復!
さあ網を入れまくれーーーーーー!
~1時間後~
そんなに甘くはないですね(笑)
結局成虫は拝めず😂
でも幼虫はファインプレーでした!
ここで昼飯を抜いていることに気が付きましたが、夕方ということもあり楽しみな宿の晩御飯に備えて地元感満載の小売店にてソフトクリームを食す。
店内は冷房ガンガンで汗も引いてきたので凍えるほど寒かったことを思い出します(笑)
さて、時間も17時。
そろそろ宿へ引き返そうか。
いやいや夏の17時なんてまだまだ明るい!
というわけで宿の人に別の水田を案内していただく。
4か所目
完全有機栽培の水田へ案内していただいた。
コナギなどの雑草も生えて、水はけの悪そうな古い水田でこれまたテンション上がりました!
網を入れると早速ドジョウが登場!
そして水田脇の幅30㎝ほどの小さな三面コンクリート水路にもダメもとで網を入れると・・・
ヒメミズカマキリ!
オオミズスマシ!!
こんなところでもおるんや😅
希少な生き物たちも生存していればちょっとした環境があれば生息できるということですね。
こういったことからも希少な生き物たちが生息する地域でビオトープ作成といった環境を造っていくことは重要なんだと思わされますね。
さて昼間の部はこれで終了。
美味しい晩御飯をいただき、さあゆっくりしよう!
・・・・
・・・
とはなりませんよ😏
せっかくの夏の新潟。
晩を室内でただ過ごすなんてもったいない!
水生昆虫たちは夜行性の種が多いので夜間ルッキングへ!
今回は狙いがゲンゴロウということもあり、昼間にトラップを仕掛けていました。
まずはその回収にワクワクしながら行きました!
結果は・・・
サンショウオ、ヒメゲンゴロウ。
まあこちらも簡単には入ってくれないですね。
翌日回収ということで、新たに別の場所にもトラップを仕掛けて撤退。
夜の池は気温も少し下がって静けさもあるのでカッパでも登場しそうな雰囲気です😅
この日はルッキングというよりはトラップ回収がメインでしたね。
そして本当に1日がこれで終了(笑)
気が付けば時計は夜中の2時を指していました。
一日FULLで新潟の環境を満喫しました。
こんな過酷な採集に付き合ってくれた2人には感謝ですね😄
2日目以降の福島の話は次回!
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