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2020年9月25日金曜日

タガメを求めて3

 8月24日

今日も暑い。

2週連続で某所へタガメ探し。

水田も実りの季節が近づいて、落水している水田も多い。

そんな中、1か所目は地図では湿地がありそうな場所へ

入口にゲートがあったので農家さんに声をかけて500mほど歩き目的地へ。

到着すると・・・

良い感じの湿地



確認できたのは、ハネナシアメンボ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、コオイムシといつものレギュラーメンバー

マルケシゲンゴロウなどを期待しましたが確認できず。

続いて2か所目は小山を挟んだ隣の水田地帯へ

周辺が山に囲まれているだけあって小規模ではあるが雰囲気はいい感じ。

ちょうど水路の泥上げをしている農家さんがいらしたので声をかけて採集。

唯一水がそこそこある水路に網を入れていくと・・・

コシマゲンゴロウ、ヒメガムシ、

そして、ガムシ!クロゲンゴロウ!!

ガムシ、クロゲンゴロウはいつ見てもわくわくさせてくれます👍

水田もオモダカ類が繁茂していい感じだったので来春また訪れてみようかと思います。

ここから2kmほど移動して3か所目へ

圃場整備がされていない複雑な形の水田が広がっていい感じ



ここでは、コオイムシ、コシマゲンゴロウ、そしてクロゲンゴロウといい水路でした。

タガメは確認できないが、なかなか順調な前半戦

後半戦もいざ!

4か所目は棚田が複雑に広がる山間の水田地帯へ

溜め池もポツポツあるので見ていくと・・・

見てください。

いい感じでしょ?



ところが・・・

「ケッ!」ポチャン!

あーー

おわかりいただけただろうか。



そう、ウシさんです。

水草も周辺環境もいい感じなだけに悔しいですね。

そして水生昆虫は今日一魅力的な水路にもかかわらず、

ミズカマキリ、コガシラくらい・・・

外来種も多様性の一部だという主張もわかるのですが、貴重な在来種がいる環境ではやはり駆除は必須だと思うのです。

そろそろ日暮れが近づいてきた5か所目

放棄水田地帯だがところどころ赤い何かが水面をおおっている。

よく見てみると・・・

アゾラ!

十中八九外来のアゾラでしょうが、水がある証拠なのでウキウキ。

網を入れようと近づくと、サッと動く何かが!

なにやつ??

とわくわくすると・・・

メダカでした!

放棄水田の水たまりにいるくらいなのでおそらくワイルド?

かなりの数がいました。

これは期待できる!と網を入れ続けました。

しかし、結果水生昆虫類はコシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、ヒメガムシくらい

タガメはおらず。

近くの農家さんの話では「ここにも数十年前まではタガメがようけおった。」とのこと

近くのフェンスで入れなかった水路も気になったが日暮れも近づき本日は終了。

今回もタガメは発見できずでしたが、やはりフィールドにいくと毎回発見や出会いがあり    楽しいですね!

来春楽しみな場所もいくつかあり今日も満足な採集でした。











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