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2020年9月26日土曜日

タガメを求めて4

 8月30日

いい天気。

朝もまだまだ暑く俺の夏もまだまだ続くぜ!

なんて意気揚々にタガメ探し。

最近は効率よく回るために良さげなポイントを1週間前くらいからピックアップしています。

・1か所目

棚田の奥にある溜め池へ

農家さんに声をかけて農道を進んでいくが、ため池の手前で害獣防護の柵が張り巡らされていてアクセス不可。

気にはなるが無許可で進むのはよろしくないのでしぶしぶ撤退。

帰り際にあいさつした農家さんに再度遭遇しお礼を伝えるとこの辺の環境の変化についていろいろ話していただきました。

上流で業者が土を投棄しているらしく、川の水が濁り生き物が減ったことや、サギが増えて田植え初期の苗が踏まれて困っていることなど話していただいた。

かれこれ1時間ほど話し込み

・2か所目

山間の埋め立て地っぽい場所にぽつんと取り残された池

1か所目からさほど遠くはない場所だが、地図で見た感じはあまり期待できなさそう。

到着すると・・・

そこそこいい感じ!


ツブ系が確認できるかな?

と淡い期待を持ちながら網を入れていくと・・・

ギンヤンマ、ギンヤンマ、ギンヤンマ・・・

そして、フナの稚魚。

うーん

いまいちでした(笑)

ウシガエルは確認できなかっただけに少し期待してたんですがね~

近くにハンミョウがいたのでそちらの方が嬉しかったですね。

いつ見てもきれい!

さて、気を取り直して

・3か所目

こちらは放棄水田にたまっている水場。

前回のアゾラ畑のような感じ。



農家さんに許可をいただき、ウェーダーに履き替えて棚田を徘徊。

・・・暑いっ😂

真夏にウェーダーで陸を徘徊するのは自殺行為ですね

これで成果が出ればいいのですが

結果は・・・

目立ったのはコシマゲンゴロウとコオイムシくらい。

イノシシ臭いし蒐場にもなっているのでしょうね

なかなかあたりが引けないまま

・4か所目

こちらは棚田が乱立する山間部

ウエーダーをはいて2kmほどうろうろしていくといい感じの水路発見!



ただ水草が枯れているような感じなので除草剤でも撒いたのかな?

とにもかくにも網を入れなければ何も始まらない!

結果は・・・

ヒメゲンゴロウ、そしてクロゲンゴロウ!

クロゲンゴロウは1匹だけ確認。

雰囲気のわりには辛い結果

しかし、この近くには気になる池が2つあるのでササッとそちらへ移動

森の中を歩いていくとちらりと光るものが。

このちら見せがワクワク感を掻き立てます(完全に病気です😅)

かなり周辺の環境も良かったため期待して池を覗・・き・・たい

ここで、邪魔者が。

そやつの正体はおそらくメマトイ?ブユ?どちらかはわかりませんがとにかく大げさではなく20匹単位で顔の周りを飛ぶ。

どこへ行っても数匹はまとわりつくのですが、さすがにこの量はきつい。

いつぞやの北海道での採集を思い出す

そこをなんとか我慢して池へ近づくと・・・

「ケッ!」ポチャンとお決まりのパターン。

絶望ですよねこういうとき

聞かなかったことにして池を見ると、水草が繁茂していい感じ。


結果はミズカマキリが少々とメダカが泳いでいました。

水生昆虫はウシガエルがいると本当にだめですね。

その近くの湿地帯はヤナギスブタ?等今ではあまり見ない水田雑草類も多く繁茂していた。

クロゲンゴロウの幼虫や大量のコオイムシなどそれなりにいい環境でしたが、ここにもウシガエルが・・・

お前さんは恒常的な水域やろ!ここまでくるな!と勝手に怒りながら次のポイントへ

5か所目

ここが本日のラストになるであろう箇所。

施設(詳細を記載すると場所が分かりそうなので伏せます)の奥にあるいい感じの沼地

入口で数人が施設管理をしていた。

声をかけると快く承諾していただき、案内までしていただいた。

ここの施設関係者と子供数人の大所帯でタガメを探していました(笑)

山の中まで案内していただき感謝です!

肝心の沼の方は・・・

ミズカマキリ、ガムシ、クロゲンゴロウととても良い!

ミズカマキリ

過去にはトンボ屋さんも来ていて、この施設ができる前にこの沼だけは残してほしいと相談されたようです。

トンボ屋さんもグッジョブ👍

結局ここの施設の方とは親しくなり、グループに入れていただくことに😄

今後も良い関係が続いていければと思います。

本日の採集の感想は最後のインパクトが大きかったので人との出会いとでもしておきましょう😀










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