～シリーズ・日本１周旅～ 19日目

 in 北海道

北海道７日目

雨です。はい。

涼しいというよりは寒いですね。

それでも知床五胡は周りたかったので、レクチャーを受けていざ。

8月はレクチャーも短く、大ループでもガイドさんと同行でなくても周れました。

前日に五湖の対岸でヒグマの姿が確認されたようですが、封鎖はなく運が良かったです。

長靴を履いて約1時間ほどで周りました。

はじめ観光客もおらず一人だったので大自然の空気を静かに感じつつ、ヒグマにもおびえつつでとても満喫できました。

ガイドさんと一緒に回るのも解説があって楽しそうですね。

昼食は道の駅で海鮮丼。

ホタテはゲンゴロウのトラップ用に持ち帰る（これが後日えらいことを引き起こす）。

さて、ここから昨日チャレンジに失敗した森の中の池へ再チャレンジ。

どうしてもあきらめきれず、ヒグマの恐怖より水生昆虫への執念が勝りました😅

池の周囲にはピンクのテープがあるということを思い出し、それを目印に探しました。

その辺の切り株がクマに見えてきます(笑)

結局２時間ほど探すも昨日同様池どころか水環境自体どこにもなし。

おかしいなと思いふと周りを見渡すと・・・

ん？

３６０度見渡せど同じような木々と景色。

・・・・

迷いました😂

下の方ばかり見て気づかない間にかなり森の奥に来ていたようです。

森の中で迷うなんてありえない。自分は絶対大丈夫と思っていましたが、周囲の景色が同じだと本当に方向感覚を失います。

ヒグマもいるこの森の中で非常にまずい・・・

もうここからは採集どころではなく自分の命を守るためにヒグマの恐怖と闘いながら感覚で元来た道と思わしき方向へ進む。

１時間ほど歩いたでしょうか？

車の走る音が聞こえてきてようやく方向感覚が戻りました。

ほっと安心したその時・・・

黒い棺のようなものが。

やばいものをみた？と恐る恐る近づくと・・・

ヒグマの捕獲トラップでした。

学術研究が目的だそうです。

一刻も早く道路に出たい。

と、人が通った跡がある道にでてふと下を見ると・・・

糞

これ多分ヒグマですよね？

比較的新しそうだったのでここでまた恐怖に襲われました。

とその時！

「ガサガサッ！」

何か動物が動きました。

・・・

エゾシカでした😩

心臓が止まるかと思いました。

この体験は今になれば笑い話ですが非常に危険なのでオススメはできないですね(笑)

雨が降っていたので傘も持っていたのですが、道中歩いて引き返すときにウエーダーを履いて片手に網もう一方に傘の姿を見られるのは恥ずかしかったですね(笑)

納得がいかず別の施設でその池のことを聞くと、春先の一時期にだけ現れる幻の池だそう。

それを先に言ってくれ！！

と、一気に疲れが押し寄せてきました(笑)

でも、貴重な経験はできたしピンクのテープがくくってある木も見つけていたので見つけれなかったわけではなさそうなのでヨシ！

そして雨のせいもあるが非常に寒い。

羽織るものをどこかで買うしかないか。

最近はエゾシカやキタキツネなど動物しか見ていない・・・

そろそろ新たな水生昆虫とも出会いたい！

明日はしっかり採集できるよう頑張りましょう。