～シリーズ・日本１周旅～ 41日目

 in 宮崎

今朝もいい天気。

タガメに出会うため今日も水田地帯をメインにいざ。

１か所目は山手の小規模な棚田。

農家さんに許可を得て網を入れていくと・・・

ハイイロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ！そしてコガタノゲンゴロウ。

コガタノゲンゴロウはもういつものメンツになりましたね(笑)

生態系にとっては良いことなのか悪いことなのかは不明ですが、個人的には嬉しいですね。

タガメは発見できず。

午前中は他にも数か所周りましたが特筆する結果は特になし。

昼食を道の駅で済ませていざ後半戦へ。

後半戦もいろいろ周るが不発続き。

気づけばもう夕方。

そろそろラストかなと思っていると池を発見。

丘陵地帯で上の方で放されている牛が草を食んでました。

上下に２つ池があり下の方から攻める。

遠目には熱そうに見えなかったのですが近くで覗いてみてビックリ。

とても水が澄んでいて、ハイイロゲンゴロウやコガタノゲンゴロウが気持ちよさそうに泳いでいました😀

岸際にはクロゲンゴロウやガムシなど網を入れなくても多くの水生昆虫を確認できました！

一応網を入れると・・・

ミズカマキリそしてコガタノゲンゴロウ。

コイなど大型魚類がいないこともあって水生昆虫たちがのびのびと暮らしていました。

しばらく悠々と泳いでいるコガタノゲンゴロウなどを眺めて、もう一つ上の池へ。

ここも期待できるぞと思い覗くと・・・

濁っている。

あ・・・

コイがいました💦

上と下でこれほどまでに、コイがいるだけでこれほどまでに環境が変わってしまうのかと驚きました。

コイはやはり環境を壊してしまいますね。

コイがいない環境には絶対に放してはいけませんね。

その他はオオアメンボが確認できたくらい。

下の池にコイが放たれないことを祈るばかりです。

本日の採集は以上で終了。

最後に訪れた池で悠々と気持ちよさげに泳いでいるゲンゴロウたちを見てとても幸せな気持ちになりました。

この環境が変わらず残ってくれるといいですね。

晩飯はチキン南蛮に再チャレンジ。

直ちゃんという有名店に。

衣がしっとりしていて今まで食べたことのない食感でとてもおいしかったです。

飼育用のゲンゴロウたちもぽつぽつ亡くなっており、帰宅を急ぐ必要もありそう。

おそらくこの旅最後となるであろうコインランドリーで洗濯を済ませて就寝。

コガタノゲンゴロウが普通種に思える環境はいいのか悪いのか。

貴重な生き物も増えすぎては生態系のバランスを崩してしまうので、匙加減が難しいですね。

自然環境のバランスは繊細です。

そんなことを感じた１日でした。