今日は昨年のタガメ採集からお世話になっている方の施設へお邪魔しました。
メインはこの場所の人たちに会いに行くことでしたが、沼の方もチェック!
前回お邪魔した際は沼はスケートリンクと化しており、クロゲンゴロウなど水生昆虫たちは氷漬けになっていました😅
さすがに今回は4月なので氷漬けにはなっていませんでしたね。
ただ、まだヒルムシロ等も繁茂しておらず準備段階といった感じ。
さていざ採集へ。
今回は友人2人と子供たちと採集しました!
私のメインはヤゴ。
バットの中に観察の意味も含め採集した生き物を入れていました。
最初の方はミズムシや2mmほどのヤゴくらいしか白いバットには入っておらず子供達にはつまらない感じでしょうか?
子どもたちがにぎやかに採集に励んでいる傍らで私はひたすら細かな生物たちを探していました。
そろそろバットの中のヤゴやコミズムシ等の同定をしようと戻ると・・・
ん?
バットの中の静けさはどこへやら大量のアカハライモリたちで賑やかになっているではありませんか!
まいったなという感じです😅
ヤゴは何処へ・・・
なるほど。
賑やかに探していたのはアカハライモリだったわけですね(笑)
さらに子どもたちのアカハライモリを数える単位が”匹”ではなく”円”になっていました。
「今何匹?」ではなく「今何円?」と新たな楽しみ方を見つけたようです。
アカハライモリは都心部ではなかなか見れないので1匹300~1000円ほどで売られていることがあるという情報を伝えたからでしょう。
こんなことを書くとお金儲けを考える人もいるかもしれませんが、寿命も20年以上と長く需要はそこまで多くないので乱獲はやめましょう!
話がそれました。
バットの中は混沌としていますが、これだけの数を熱心に探し続けるのはすごい!!
他にも知らない間にコツブゲンゴロウがいたりと、しっかり採集してくれたのだと感心しました。
コミズムシの同定の際、一人の男の子がバットの中からつかんで渡してくれたのですがその手にいるコミズムシは握りつぶされていました😅
力加減が難しいのはあるあるですね💦
そんなこんなでしばらくバットの中身を観察してすべての生き物を元いた場所にリリースして終了。
子供たちとの採集は独自の視点からの鋭い質問が多く気づきも多いので勉強になります。
その後子供たちと皆で山の中で鬼ごっこをしたりと久々にかなり走りました(笑)
子供たちの全力で遊ぶ元気な姿にエネルギーをもらった大人組でした。
それでは採集できた生き物の一部を載せます。
・オツネントンボ?(下唇で判断)
・キイトトンボ?(体型で判断)
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